八甲田山

 僕はdev2devがあって参加できなかったのですが、本日「天は我々を見放した」っていう台詞で一世を風靡した映画「八甲田山」を観る会がありました。
 一応、その趣旨は「プロジェクトの成功パターンとアンチパターン」です。
 映画「八甲田山」を知らない人にご説明すると、映画は「八甲田山雪中行軍遭難事件」という実話を元に書かれた新田次郎の小説「八甲田山 死の彷徨」を原作としています。小説の元になった事件は冬の八甲田山で起こりました。日露戦争を目前にして寒冷地での戦争を考慮した旧日本陸軍の2つの隊が冬の八甲田山に雪中行軍するのですが、片一方の隊は全員無事に行軍を終え、もう一方の隊はほぼ全滅してしまいます。
 で、今日の上映会では「デスマーチ(死の行軍)」は如何にして起こったのか、如何にして防いだのかについて、参加した人が考える切っ掛けになってくれれば良いなぁと思ってます。
 この辺りの話については「リーダーとは何だ」みたいなテーマでSIの開発リーダーを絡めて書いてみたいと思います。