要求…!?

先日、要求開発アライアンスの勉強会に行ってきました。
ところで、「要求」という言葉は非常に曲者で、単に「要求」と一言で済まそうとすると、上手く意図するところが伝わらないことがあります。
何故なら「要求」そのものの定義が色々あるからです。
例えば「要求」は「ビジネス要求」「システム要求」「業務要求」「ユーザ要求」「ソフトウェア要求」「機能要求」「非機能要求」と呼ばれることがあります。それぞれに関係があるとすれば、どのような関係で、いつ、どこで、どれを使うと良いのでしょう。
「非機能要求」だけでも「可用性」や「変更容易性」など、その分類や定義は様々です。また「制約」は「非機能要求」に含まれるものと看做す人もいれば、分けて考える人、更に細かく「前提条件」と「制約条件」とに分ける人もいますし、もっと異なる分け方をする人もいます。どうすれば良いのでしょう。
ところで「ログインする」というユースケースを良く見かけることがありますが、あれはユースケースで表す機能要求なんでしょうか、それともセキュリティ性として非機能要求として扱うべきなのでしょうか。知っていますか?
それに「要求」は、「要望」「要求」「要件」のように名称が変わるという人もいますし、「開発」したり「定義」したり「抽出」や「引き出し」、はては「管理」や「追跡」することもできるようです。
さてさて、要求開発アライアンスの勉強会ですが、前置きが長くなったので、そのうち書くことにします(^^)