XPエクストリームプログラミング

 ケント・ベック氏が来日してますね。
 思えば、2001年にケント氏が初来日した時は、直に会えて話せただけで感動していました。ケント氏と一緒に撮ってもらった写真は今でも宝物です。
 でも、今は往時のドキドキ感はないです。
 ケント氏ではなく、XPとかアジャイル、そしてそれを取り巻く人間に魅力を感じなくなってしまいました。
 初来日した時、ケント氏は「僕はプログラマ」と言ってました。僕はプログラマから生まれた、プログラマが推進するXPやアジャイルに魅力を感じていたんだと思います。
 しかし今や、XPやアジャイルを取り巻いている、推進している、望んでいる人たちの顔がはっきり見えています。
 それは、どこかの企業の社長、部長、課長・・・
 管理者の道具に堕ちてしまった感のあるXPそしてアジャイル。又聞きですがケント氏も「最近はXPとかアジャイルと言いたくない」と言ってるらしいですね。でも、それを聞いてパチパチ拍手するのはやっぱりどこかの企業の社長!部長!課長!
 これからのプログラマはもうXPとかアジャイルとか管理職とかナントカ方式とか、そんな古いものにこだわるのではなく、プログラマのための新しい何かをプログラマ自身で創っていかないといけないんだと思います。